2007年9月20日木曜日

いままでの(HTML/XHTMLとCSSを使わない)Webページだと、デザインにあわせてページを用意しなければならない

 また、HTMLのみでWebページを作成すると、画面に表示されるデザイン的な要素が重視され、文章構造はおろそかにされる傾向がありました。例えば、文章の中の見出しを、ちょっと大きめなフォントサイズの太字で青色で表示する際に、

第1章 Webバリアフリーとは何か?

 といった記述をしていました。

  大き目のフォントで太字の青色で表示されるのですが、これはデザイン的な要素を表しているだけで、文章の構造がまったく表されていません。見た目では問題 はないのですが、困ったことが出てきます。例えば、文章のリニューアルをするときに、この見出しのデザインを「赤色で本文と同じサイズ、太字は取り消し」 といった修正をするときに、すべてのタグを修正しなければなりません。

 また、文章構造がはっきりとしていないため、Webリーダーを利用しているユーザーにとっては、この「第1章 Webバリアフリーとは何か?」が、見出しなのか、本文なのか、はたまた引用なのか脚注なのか分かりません。Webアクセシビリティがよくないページですね。

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