2007年9月20日木曜日

“Web標準”の動き

 「第1次ブラウザ戦争」はIEの勝利で終わりました。しかし、圧倒的なシェアを占めたことが遠因となり、IEのセキュリティホールが多数発見され ます。そこで、セキュリティ的にもIEより安全で、RSSリーダーやタブブラウザといった多機能さ、またWeb標準に準じたエンジンを搭載したブラウザ、 Mozilla FirefoxやOperaがリリースされ、再びブラウザ間でのシェア獲得合戦が始まりました(これを「第2次ブラウザ戦争」と呼びます)。

  この第2次ブラウザ戦争では、W3Cが勧告する「Web標準」にどれだけ準拠しているか? という点も焦点になりました。IE 6はあまりWeb標準に準拠しておらず、よりWeb標準に準拠しているMozilla FirefoxやOperaが、IE 6に比べてアドバンテージを得ました。

 まだまだIEのシェアは8割以上を占めているようですが、ヨーロッパを中心にMozilla Firefoxの利用者は急激に増えているようなので、IEもうかうかしていられません。

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